男性の薄毛の90%以上を占めると言われている「AGA(男性型脱毛症)」ですが、別名「壮年性脱毛症」とも言われており、その原因の多くが男性ホルモンや遺伝によるものだという研究結果が出ています。一口に男性ホルモンと言ってもその種類は多く、代表的なものでは下記のようなものがあります。
- テストステロン
- ジヒドロテストステロン
- アンドロステロン
- アンドロステンジオン
- デヒドロエピアンドロステロン
この様な男性ホルモンは、それぞれ違った働きをしているのですが、このうち「テストステロン」には、筋肉増大や、タンパク質同化作用など、特に男性らしい体を作る上で欠かすことの出来ない下記のような役割があります。
- 筋肉増大
- タンパク質同化作用
- やる気促進
- 闘争本能促進
- 孤独願望促進
- 体毛増加作用
- 鈍痛効果
- 快楽増加
- 男性的肉体形成作用
これだけ見れば薄毛とは何の関係もなく、むしろ「体毛増加作用」があるので育毛にとってプラスになると思いますよね。しかし、男性に多い「AGA」の原因となるのは、この「テストステロン」が変化した「ジヒドロテストステロン」なのです。
「ジヒドロテストステロン」を抑制するためには
「テストステロン」は40代を過ぎた壮年期に差し掛かると、次第にその役目を終え、徐々に減少し始めます。「テストステロン」は性欲の増進を担う男性ホルモンでもあるので、40代を過ぎた頃から性欲が減退していくのはこの影響です。「テストステロン」は減少していく際に「5αリダクターゼ」と結合し、同じ男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン(DHT)」へと変化します。
「ジヒドロテストステロン」が毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結び付くと、髪の毛の正常なサイクルを狂わせ、最悪の場合成長が止まってしまいます。「ジヒドロテストステロン」によって引き起こされる薄毛には、額付近や生え際から後退していくという特徴があり、髪の毛の剃りこみ部分から後退していく「M字型の薄毛」や、額付近から後退していく「U字型の薄毛」の方は、「ジヒドロテストステロン」が原因の可能性が高いといえます。
「テストテトロン」と「5αリダクターゼ」のどちらかを抑制すれば「ジヒドロテストステロン」も抑制されるということになります。しかし、「テストテトロン」には、筋肉増大、タンパク質同化作用、やる気促進などを始めとした重要な役割があります。抑制しても大丈夫な「5αリダクターゼ」の働きを抑制することで「ジヒドロテストステロン」の生成を抑えることができるのです。
「5αリダクターゼ」の働きを抑制するのに効果的なのは「フィナステリド」という有効成分を含有する薬を利用することで、プロペシアという薬が有名です。フィナステリドの服用は、誰でも手軽にできるわけではなく、強い副作用も確認されているので服用の際には注意が必要です。そこで、オススメしたいのが食べ物による「5αリダクターゼ」の働きの抑制です。薬を服用したときほどの効果を得ることは出来ませんが、副作用を心配する必要もなく、気軽に今日からでも生活に取り入れることが出来ます。
食事での「5αリダクターゼ」の抑制
食事で「5αリダクターゼ」を抑制するためには、下記のような食べ物を日常的に食べることがオススメです。
亜鉛を含む食べ物
亜鉛には「5αリダクターゼ」の活性を抑制する働きがあることが、フランスで行われた研究で明らかになっており、亜鉛とアゼライン酸を、低い濃度で組み合わせて使ったときには「5αリダクターゼ」の活性を90%も阻害することができたそうです。なお、亜鉛は下記のような食べ物に豊富に含まれています。
- 牡蠣
- うなぎ
- 牛肉(もも肉)
- チーズ
- レバー(豚・鶏)
- 卵黄
- 大豆製品(納豆・きな粉・豆腐)
- そば
- ゴマ
- 緑茶
- 抹茶
- カシューナッツ
- アーモンド
- 黒米
- 赤米
大豆食品
大豆食品には「5αリダクターゼ」を抑制する作用があると言われており、特に納豆は「亜鉛」も多く含んでいるのでオススメです。なお、大豆食品はその名の通り大豆を使った食品のことで、下記のようなものがあります。
- 納豆
- 豆腐
- 豆乳
- おから
- 湯葉
- きな粉
「5αリダクターゼ」を抑制する自然由来の成分
キダチアロエエキス
「キダチアロエエキス」は「キダチアロエ」というアロエの葉からとったエキスで、抗菌、殺菌、消炎、毛穴の収れん、頭皮の代謝活性化などの作用があります。アロエには「アロイン」という成分が多く含まれており、この「アロイン」には「5αリダクターゼ」の働きを阻害する作用があるといわれています。
芭蕉(バナナ果皮)抽出エキス
「芭蕉(バナナ果皮)抽出エキス」は、有機バナナの果皮からエキスを抽出して粉状にしたもので、この芭蕉果皮に含まれる「シクロユーカレノン」という物質が「5αリダクターゼ」を抑制するという実験結果が報告されています。また、男性が更年期に発症する病気「前立腺肥大症」を抑制する効果があることも実証されてます。
カボチャ種子抽出エキス
「カボチャ種子抽出エキス」は、その名の通りカボチャの種子から抽出されたエキスで、カボチャの種子に含まれている「リグナン」という成分が「バナナ果皮抽出エキス」との相乗効果により「5αリダクターゼ」の働きを抑制してくれる効果があります。また、「カボチャ種子抽出エキス」には活性酸素を抑える効果もあるので、老化防止にも効果があると言われています。
ノコギリヤシエキス
「ノコギリヤシ」は、北アメリカに群生する植物で、主にその実は古くから男性の滋養強壮効果のある食べ物として用いられており、βシトステロール、オクタコサノール、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などが含まれています。特にβシトステロール、オクタコサノールには「5αリダクターゼ」を抑制する効果があると言われいます。
育毛サプリメントは「メンズミレット」がオススメ
「メンズミレット」の主成分となっているのは、古来よりヨーロッパで絞り汁を育毛剤として使っていた「ミレット」という穀物で、「ミレット」には髪の毛の主成分となる「ケラチン」を生成している「アミノ酸」が多く含まれています。また、先ほど紹介した「5αリダクターゼ」を抑制する自然由来の成分のうち「キダチアロエエキス」「芭蕉(バナナ果皮)抽出エキス」「カボチャ種子抽出エキス」が含まれています。
「メンズミレット」の大きな特徴は、なんといっても「ドリンクタイプ」の飲む育毛剤という点です。育毛サプリは錠剤タイプのものが多いのですが、錠剤タイプのものは非常に栄養素の吸収率が低く、栄養吸収率は10%しかありません。一方、「メンズミレット」のようなドリンクタイプの育毛サプリは、錠剤タイプのものとくらべて5倍の栄養吸収率を誇り、1日10~30mlとおちょこ1杯程度、ほんの少し飲むだけで錠剤とは比べ物にならないほど効果を期待することが出来るのです。また、味にもこだわって作られているので非常に飲みやすく、天然由来の成分から作られているので副作用の心配なども必要ありません。育毛サプリメントをお探しの方には「メンズミレット」をオススメします。