ダイエットしたら抜け毛がヤバい!抜け毛を増やさないダイエット法

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美容や健康のためなどダイエットする理由は様々です。ふと気がつくと体重が増え、慌ててダイエット始めた方も少なくはないはず。しかし、そのダイエットは髪の毛にとっては非常に危険かもしれません。急激なダイエットをしてしまうと頭皮や髪の毛に悪影響を与えてしまう可能性があります。しっかり食べて、運動をするダイエットであれば、少々のダイエットは大丈夫なのですが、焦ってダイエットを始める方がまず最初にするのは「食事制限」ではないでしょうか。
年齢が若ければ若いほど極端な「食事制限」をしてしまう傾向にあります。極端な「食事制限」は、一時的には体重が落ちますが、いつも通りの食事量に戻した途端に体重が戻ってしまう上、ダイエット時に我慢していた分、逆に食べる量が増えてしまい、リバウンドする確率も高くなってしまいます。さらに、身体に以下のような異常が引き起こされ、取り返しがつかないほどの抜け毛になってしまう可能性もあるのです。

極端なダイエットによる悪影響

栄養不足による抜け毛

髪の毛を生成するためには「亜鉛」が必要なのですが、「亜鉛」は体内では作り出すことができません。ですので、髪の毛の生成に必要な「亜鉛」は、食事によって摂取しなければいけません。その上「亜鉛」は、バランスの良い食事をしていても1日に必要な分を摂取することが難しい必須微量元素だと言われていますので、極端な「食事制限」によるダイエットをすると、確実に体内の亜鉛が不足します。人間の身体は摂取した栄養素を生命活動の維持に優先的に使うので、髪の毛のために使われるのは後回しになってしまいます。「食事制限」をしていない健康な状態でも、髪の毛のためには多めに摂取しておきたい「亜鉛」ですので、ダイエットをすると全く足りなくなり、抜け毛を引き起こしてしまう要因となります。また、「ビタミン類」や「ミネラル」も髪の毛の生成や血管拡張に関係のある成分で、これらの栄養素も「食事制限」によるダイエットによって不足します。ビタミンやミネラルが不足すると代謝が悪くなって脂肪が燃焼されにくくなるだけではなく、頭皮や髪の毛にも影響が出てしまいます。

ホルモンバランスの乱れによる抜け毛

極端なダイエットによる身体の変化や体質の変化により、ホルモンバランスが乱れてしまう可能性があります。特に女性ホルモンや男性ホルモンが乱れると、頭皮や髪の毛に影響を与えてしまいます。男性ホルモンが増えたり、女性ホルモンが減少すると、これまで女性ホルモンに抑制されていた男性ホルモンの影響が濃く出てきてしまい、男性なら「AGA(男性型脱毛症)」、女性の場合は「FAGA(女性男性型脱毛症)」が引き起こされてしまいます。「AGA」や「FAGA」になると、薄毛や抜け毛が徐々に進行していき、トップや分け目の部分から少しずつボリュームがなくなっていきます。「AGA」や「FAGA」の発症原因として最も有力だとされている男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」は、毛乳頭に存在する受容体に吸着すると、毛髪に栄養を送る作用を妨害します。そうなると、毛乳頭周りの血流が低下し、髪の毛が十分な栄養を確保できなくなり、髪の毛の成長が途中で止まり、抜け毛が増えてしまいます。
また、「DHT」は、思春期以降になるとニキビを引き起こす原因になるともいわれているので、ダイエットをしてニキビが増えてしまった場合は「DHT」が増加している可能性があるので注意したほうがいいでしょう。

ストレスによる抜け毛

ダイエットによって制限される「食事」は、栄養素の摂取目的以外にも、人間の三大欲求の1つである「食欲」を満たすための行動でもあります。この「食欲」を制限するということ自体が「ストレス」の原因になるのですが、その上、食事は日頃受けたストレスを発散する作用もあります。さらに、ストレスを溜め込んでしまうと下記のような悪影響が現れます。

血行不良

ストレスを発散できないでいると、自律神経である交感神経が刺激され、血圧が上がります。血圧が上がると血流が悪くなり、頭皮や髪の毛に必要な栄養素が届かなくなります。ストレスを溜め込み、この状態が長く続くと、髪の毛が弱り、抜け毛が増えてしまいます。また、髪の毛のサイクルが乱れ、髪の毛が正常に育たなくなる可能性もあります。

睡眠不足

ストレスによって交感神経が刺激されると、逆にリラックスを促してくれる副交感神経の働きが抑えられます。副交感神経は快眠を促してくれる神経でもあるので、働きが抑えられると、脳が活動状態になり不眠が続きます。夜の22時から夜中の2時は、髪の毛のゴールデンタイムと言われており、髪の毛が一番成長する時間ですので、その時間に睡眠が取れないと健康な髪の毛が育ちにくくなってしまうのです。健康な髪の毛が育ちにくくなるということは、弱い髪の毛が生えてくるということなので、抜け毛の増加に繋がります。

ストレスによる亜鉛の不足

亜鉛不足はストレスによっても起こります。「亜鉛」はミネラルの一種で、100種類以上の酵素の働きの補助や、細胞分裂・細胞修復の補助などの働きがあります。人間の髪の毛は「グルタミン酸」「アルギニン酸」「ロイシン」「シスチン」「リジン」「セリン」などの20種類程度のアミノ酸が結びつくことによって合成される「ケラチン」が主成分となっているのですが、この「ケラチン」を体内で生成するために「亜鉛」が必要となります。ストレスを受けることによって、この「亜鉛」が消費され、髪の毛を生成する細胞の働きが抑制され、抜け毛が増加してしまいます。

皮脂の過剰分泌

ストレスを受けると身体が反応し、緊張した時に汗が吹き出すのと同じように、汗腺や皮脂腺が開き、必要以上に汗や皮脂が分泌されます。皮脂が過剰に分泌されると、頭皮の毛穴を塞ぎ、抜け毛の増加に繋がるほか、「脂漏性脱毛症」の原因にもなります。

活性酸素の発生

「活性酸素」は老化や病気の原因の90%を占めると言われており、薄毛や抜け毛の原因にもなると言われています。「活性酸素」が増えると髪の毛を生み出している「毛母細胞」の働きが抑制され、ハリ・コシのない弱い髪の毛になり、薄毛や抜け毛が引き起こされてしまいます。

抜け毛を増やさないダイエット

極端な「食事制限」による「栄養不足」や「ストレス」は、抜け毛だけではなく白髪も増加させ、場合によっては体調を崩してしまう可能性もあります。髪の毛のためだけではなく、身体の健康のためにも、極端な「食事制限」、過度なダイエットは控えるようにした方がいいでしょう。抜け毛が気になる方は、下記のような髪の毛に必要な栄養を積極的に摂取するようにしましょう。

タンパク質

髪の毛の主成分と言われており、肉、魚、大豆、牛乳、乳製品などに多く含まれています。

ミネラル

髪の毛の生成を補助する働きがあり、海藻類、大豆製品、牛乳などに多く含まれています。

亜鉛

細胞分裂・細胞修復の補助などの働きがあり、海藻類、肉類、卵、牡蠣などに多く含まれています。

ビタミンA

頭皮環境を正常に整える働きがあり、バター、牛乳、チーズ、鶏卵、緑黄色野菜、うなぎなどに多く含まれています。

ビタミンE

頭皮の血行を促進する作用があり、オリーブ油、キャノーラ油、ヒマワリ油、アーモンド、落花生などに多く含まれています。

ビタミンC

タンパク質の生成を促す作用があり、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、トマト、柿などに多く含まれています。

まとめ

過度なダイエットは抜け毛の原因になってしまいますが、太り過ぎも「皮脂」などが原因で髪の毛に悪影響を与え、健康を害する原因にもなります。しっかりと必要な栄養を摂取し、健康的に運動をして行うダイエットであれば、抜け毛の増加を避けつつ痩せることができるので、ダイエットを行う場合は健康的に痩せることを目指しましょう。

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