オイルで育毛!?薄毛・抜け毛対策にオススメのオイル3選

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オイルが美容や健康に良いというのはよく知られており、使っている方も多いかと思いますが、実は育毛にもオイルは効果的なのです。オイルと一言で言っても種類が非常に豊富で、どのオイルが育毛に効果的なのか分かりづらいと思いますので、今回は薄毛・抜け毛対策にオススメのオイルを紹介したいと思います。

ココナッツオイル

ol01_coco「ココナッツオイル」が美容や健康に効果的ということは有名ですが、インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」でも頭皮増強剤として利用されていたほどで、育毛にも効果を期待することが出来るのです。「ココナッツオイル」には下記のような育毛有効成分が含まれています。

ビタミンE

「ビタミンE」には血管を拡張し、血行を促進する働きがあるのですが、「ココナッツオイル」にはそんな「ビタミンE」が豊富に含まれています。血管が拡張されることによって、血管が詰まるのを防ぎ、血行を促進し、髪の毛が育つのを手助けしてくれます。また、「ビタミンE」には細胞を破壊する過酸化脂質を抑える作用もあり、老化防止にも役立ち、加齢によって進行する薄毛の対策にもなります。さらに、「ビタミンE」は「ビタミンC」と一緒に摂取することによって、より高い効果を期待することが出来ます。

オレイン酸

「オレイン酸」は肌に潤いを与えてくれる成分で、高い保湿効果があることも一つの特徴です。頭皮の乾燥はフケやかゆみの原因となってしまうので、「オレイン酸」によって頭皮に潤いを与え、保湿することは非常に大切な薄毛・抜け毛対策となります。

中鎖脂肪酸

「ラウリン酸」「カプリル酸」「カプリン酸」などの「中鎖脂肪酸」は、髪の毛の素となる「タンパク質」を守ってくれる成分で、髪の毛が「紫外線」などによって外部から受けるダメージを軽減する働きがあります。「ココナッツオイル」には、この「中鎖脂肪酸」が含まれているので、「ココナッツオイル」を使うことによって髪の毛を守ることが出来ます。また、「中鎖脂肪酸」には新陳代謝を良くする作用もあり、浸透性も非常に高いので、頭皮の血行を促進する効果もあります。

「ココナッツオイル」を使った頭皮マッサージ

「ココナッツオイル」の主な使い方は頭皮マッサージで、育毛効果だけでなく、リラックス効果もあるのでマッサージ用のオイルとしては最適です。

  1. 頭皮マッサージを始める前に、ブラッシングをしてホコリや汚れを落とします。
  2. 「ココナッツオイル」を頭皮に塗布し、毛先から根元に向かって手グシで馴染ませていきます。
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  4. 「ココナッツオイル」が全体に行き渡ったら、頭皮に円を描くようにマッサージをしていきます。
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  6. マッサージ後は、ホットタオルやラップなどを巻いて20~30分頭皮を蒸らします。ol04
  7. その後、シャンプーでオイルを洗い流し、洗い残しがないようにしっかりとすすぎます。ol05

頭皮に「ココナッツオイル」を塗布する際に「ココナッツオイル」が固まってしまっている場合は、固形のまま塗布するのではなく、少し温めるなどして液体に戻してから塗布するようにしましょう。また、「ココナッツオイル」を使った頭皮マッサージは、毎日行うのではなく2週間に1回程度にしておきましょう。
頭皮マッサージのやり方がわからない、頭皮マッサージをする時間がないという方は、トリートメントや洗い流さないトリートメントの代わりに「ココナッツオイル」を使うことも出来ます。トリートメントとして使う場合は、通常のトリートメントと同じように使うことが出来ます。「ココナッツオイル」を洗い流さないトリートメントとして使う場合は、温度が低くなると固まってしまうので気を付けましょう。

ホホバオイル

ol06_hohoba「ホホバオイル」は、主に北米の過酷な乾燥地帯(アリゾナ南部、カリフォルニア、メキシコ北部一帯)に生息している植物「ホホバ」の実から抽出される天然成分のことで、万能のオイルとも呼ばれています。「ホホバオイル」は医療でも、皮膚科のヤケド治療、アトピー性皮膚炎の保湿、人工心臓の潤滑油として使われており、数多くあるスキンケアオイルやマッサージオイルの中で高級なオイルのひとつです。また、医療現場では医師などが消毒液やラテックス手袋から肌を保護するために、美容サロンでは、頭皮エステ・育毛剤・スタイリング剤としてだけではなく頭皮改善・育毛効果のメニューとして髪の毛や頭皮の健康改善に使用されています。
「ホホバオイル」は人間の皮脂と似ている天然オイルで、高い浸透性があり、同時に保湿性も高く、低刺激なので頭皮のケアに最適なオイルと言われています。また、「ホホバオイル」は美容や健康にも効果的と言われていますが、その理由は「天然トコフェロール」という「抗酸化物質」が豊富に含まれていることにあります。酸化を引き起こす「活性酸素」は老化現象に大きな影響を与えると言われており、頭皮も例外ではなく「活性酸素」によって酸化してしまうと乾燥、フケ、抜け毛、臭いなどの頭皮トラブルを引き起こしてしまいます。そこで、「抗酸化物質」を豊富に含む「ホホバオイル」を使うことによって酸化を防ぎ、頭皮トラブルが引き起こされるのを防ぐことが出来るのです。さらに、「ホホバオイル」には「ビタミンE」も豊富に含まれているので、代謝や血流アップの効果もあり、老化を防ぐ「アンチエイジング」にも効果的だと言われています。

「AGA(男性型脱毛症)」にも効果が

「ホホバオイル」は、男性の薄毛の95%を占めている「AGA(男性型脱毛症)」にも効果が期待されています。「AGA」は、男性ホルモンの一種である「DHT(ジヒドロテストステロン)」によって引き起こされると言われています。「DHT」の生成には「5α-リダクターゼ」という成分が関わっており、「5α-リダクターゼ」と男性ホルモン「テストステロン」が結びつくことによって「DHT」が生成され、「AGA」が進行してしまうとされています。
「ホホバオイル」には、この「AGA」の原因となる「5α-リダクターゼ」の働きを抑制する効果があるとも言われています。

同じ「ホホバオイル」でも種類が違う!?

「ホホバオイル」には「透明」のオイルと「金色」のオイルの2種類があります。「透明」のオイルは「精製」された「ホホバオイル」で、「金色」のオイルは「未精製」の「ホホバオイル」です。精製された「ホホバオイル」は、産油量を増やすために熱を加えながらの状態で高圧でプレスするため不純物が多く混ざっています。一方、未精製の「ホホバオイル」は、コールドプレスなどで圧搾されているので、不純物が少なくビタミンやミネラルなどの成分が豊富に含まれている上質な「ホホバオイル」になります。「精製オイル」と聞くと、なんとなく高級なオイルのような気がしますが、ビタミンやミネラルなどの成分が未精製のものと比べて失われていますので、せっかく使うのなら未精製の上質な「ホホバオイル」を選んで使うようにしましょう。

「ホホバオイル」の使い方

「ホホバオイル」を頭皮ケアに使う目的としては下記のようなものがあり、目的によって使い方が異なってきます。

頭皮の皮脂の過剰分泌を抑制する目的

頭皮の皮脂は多すぎると毛穴に詰まって薄毛や抜け毛の原因に、取り除きすぎても皮脂の過剰分泌の原因となり、結果的に薄毛や抜け毛を進行させてしまう可能性があります。そこで、洗浄力の強いシャンプーなどで頭皮の皮脂を取り除いた後は、「ホホバオイル」を頭皮に塗布して皮脂が過剰に分泌されるのを防ぐようにしましょう。

頭皮の毛穴に詰まった汚れを除去する目的

「ホホバオイル」を使って頭皮の毛穴に詰まった汚れを除去したい場合は、お湯で髪の毛を洗い流した後、シャンプーをする前に「ホホバオイル」を頭皮に適量塗布します。その後、10分程度放置すると、毛穴に詰まった汚れが溶けて浮かび上がってきますので、シャンプーを付けてしっかりと洗い流します。「ホホバオイル」を付けたまま放置するときは、タオルなどを頭に巻いておくとより効果的です。

乾燥した頭皮に潤いを与える目的

乾燥した頭皮に潤いを与えるために「ホホバオイル」を使用する場合は、いつも通りにシャンプーをした後に、35度程度のぬるま湯に「ホホバオイル」を適量混ぜ合わせたものを頭皮に塗布します。頭皮の乾燥がひどい場合は、髪の毛を乾かした後にも「ホホバオイル」を頭皮に塗布して頭皮マッサージを行うと効果的です。

グレープシードオイル

ol07_grapeseed「グレープシードオイル」は、ぶどうの種子から作られたオイルで、毛母細胞を増加させる作用がある「ポリフェノール」が豊富に含まれています。さらに、「グレープシードオイル」の「ポリフェノール」には、ポリフェノールの中でも特に強い抗酸化作用を持つ「プロアントシアニジン」という成分が含まれています。この「プロアントシアニジン」にはビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍の抗酸化作用があると言われています。毛母細胞を痛めたり、頭皮の皮脂を酸化させるなどして、頭皮環境に悪影響を与えてしまう「活性酸素」には下記の4種類があります。

  • 過酸化水素
  • 一重項酸素
  • スーパーオキシドアニオンラジカル
  • ヒドロキシルラジカル

これらの活性酸素には、それぞれ別の抗酸化物質が有効とされているのですが、「グレープシードオイル」に含まれている「プロアントシアニジン」は4種類の活性酸素の全てに有効なのです。通常、活性酸素を除去するためには「アミノ酸」が使われてしまうので、髪の毛の成長に影響が出てきてしまいます。そこで、この「グレープシードオイル」を使うことで、4種類全ての活性酸素に対応することができ、活性酸素の除去に髪の毛の成長に必要な「アミノ酸」を使わなくてもよくなるので、育毛ケアにピッタリなオイルだと言えるでしょう。

「グレープシードオイル」の使い方

「グレープシードオイル」は、臭いがなく、ベタベタしないのが特徴で、浸透性も高いので頭皮マッサージ用のオイルとして使用するのがオススメです。マッサージの方法は、ブラッシング後に「グレープシードオイル」を頭皮に塗布し、指の腹で頭皮にすり込むようにマッサージします。マッサージ後は、頭皮にオイルが残らないようにしっかりとシャンプーをして洗い流すようにしましょう。

まとめ

今回は薄毛・抜け毛対策にオススメのオイルを3つ紹介しました。オイルの成分により効果や使い方も変わってきます。自分に合ったオイルを選んで薄毛対策に活用してみてはいかがでしょうか。


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