育毛にお茶がいい!緑茶、麦茶、どくだみ茶、ルイボスティーって何?

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育毛といえば、育毛剤、サプリメント、食事での改善、などが一般的に有名ですが、実は「緑茶」などのお茶を飲むことによっても育毛の効果を得ることが出来るのです。お茶には「カテキン」「ミネラル」「ビタミン」などの育毛に効果のある成分が含まれているので、お茶を飲むだけで育毛効果を期待することが出来ます。育毛剤やサプリメントなどと比べると、効果は薄く、ハッキリとした育毛効果を実感することは中々難しいですが、日頃から意識してお茶を飲むだけで『抜け毛が減る』などの効果を期待することができます。
お茶それぞれの効果について詳しく説明しましょう。

緑茶

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「緑茶」とは、チャノキの葉から作った茶のうち、摘み取った茶葉を加熱処理して発酵を妨げたもので、日本においては日本茶と同意に使われることが多く、煎茶、ほうじ茶、抹茶などは、その多くが緑茶に分類されます。

豊富に含まれる「ビタミン」「ミネラル」が育毛をサポート

「緑茶」には直接的な育毛効果があるわけではありません。緑茶に豊富に含まれている「ビタミン」や「ミネラル」などの成分が、髪の毛が丈夫に成長する上で必要不可欠な栄養素である「亜鉛」や「たんぱく質」の吸収をサポートしてくれることによって、育毛効果を期待することが出来るのです。また、ミネラルは栄養素の吸収をサポートしてくれるだけでなく、頭皮の細胞の代謝を良くしてくれる効果もあるので、薄毛、抜け毛の対策には欠かすことのできない成分となっています。

豊富に含まれる「カテキン」

さらに、緑茶には「カテキン」が豊富に含まれているのですが、カテキンには血圧の上昇を抑えてくれる効果や、抗酸化作用、脂肪を分解してくれる作用などがあり、この血圧の上昇を抑えてくれる効果が薄毛、抜け毛の対策には欠かすことができないのです。血圧が上昇してしまうと、血管が収縮され、血液によって運ばれるはずの栄養素が運ばれにくくなってしまいます。栄養素が髪の毛や頭皮に届かなくなってしまうと、髪の毛が抜けてしまったり、生えにくくなってしまったり、たとえ生えてきたとしても細く弱い髪の毛になってしまい、薄毛の原因になってしまうのです。

    緑茶を飲み、体内に「カテキン」を摂取することによって、

  • 血圧が下がり、薄毛や抜け毛の改善に繋がる
  • カテキンの効能である抗酸化作用によって、頭皮の老化を防ぐことができる
  • 脂肪の分解作用によって、血管の働きを良くする効果も期待することができる

AGA(男性型脱毛症)の原因でもあり、男性ホルモンが変化して作られる「DHT(ジヒドロテストステロン)」は、汗や尿によって体外に排出されます。緑茶には「利尿作用」もあり、尿の排出を促してくれることによって、尿とともに「DHT(ジヒドロテストステロン)」を体外に排出することができ、AGA(男性型脱毛症)などの対策にもなるのです。

飲むだけでなく、頭皮に直接

さらに、緑茶は飲むだけでなく、直接頭皮にかけて髪の毛を洗うことによっても育毛の効果を得ることが出来るのです。

緑茶には育毛効果を期待することの出来る「カテキン」が豊富に含まれていることは理解していただけたと思いますが、緑茶で頭皮や髪の毛を直接洗うことによって、カテキンが5α還元酵素の働きを阻害してくれます。
5α還元酵素の働きを阻害することによって、男性ホルモンの「テストステロン」が、AGA(男性型脱毛症)の原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換されるのを防ぐことができますので、薄毛や抜け毛の改善に繋がるのです。

また、緑茶で頭皮や髪の毛を洗うことによって、薄毛の原因となる知らないうちに頭皮に溜まってしまった雑菌や皮脂を取り除くことができ、頭皮の環境をキレイに保つことができます。

頭皮や髪の毛を洗う際に使用する緑茶はどのようなものでもいいのですが、薄毛や抜け毛の改善には、上記の通り「カテキン」が重要となっていますので、出来るだけ「カテキン」が濃いものを選ぶといいでしょう。緑茶での洗髪のやり方としては、シャンプーを行い、頭皮の汚れをある程度キレイにしてから行うと、より高い効果を期待することができます。

烏龍茶

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「烏龍茶」は、中国茶のうち青茶と分類され、茶葉を発酵途中で加熱して発酵を止め、半発酵させたお茶のことです。

豊富に含まれる「カテキン」とウーロン茶重合ポリフェノール

「烏龍茶」にも「緑茶」と同じように「カテキン」が多く含まれていて、血圧の上昇の抑制、脂肪の分解、抗酸化作用などを期待することができ、薄毛や抜け毛に効果があるとされています。

「緑茶」との大きな違いとしては、「烏龍茶」には茶葉を醗酵させる行程があり、その行程で「カテキン」の成分が減少してしまうのですが、「烏龍茶」の場合は茶葉の発酵の過程で「OTPP(ウーロン茶重合ポリフェノール)」という成分が新たに生成されます。
「OTPP(ウーロン茶重合ポリフェノール)」には、強い脂肪分解作用や、整腸作用があり、脂肪を吸収しやすくする「リパーゼ」の働きを阻害してくれることによって、多くの脂肪が体外に排出され、血液がサラサラになり、育毛効果へと繋がってきます。

また、「烏龍茶」も「緑茶」と同じように「カテキン」が多く含まれているので、直接頭皮にかけて髪の毛を洗うことでも育毛効果を期待することができます。

麦茶

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「麦茶」は、焙煎した大麦の種子を煎じて作ったお茶で、麦湯(むぎゆ)と呼ばれたりもしていました。麦湯は、平安時代より貴族が飲用していたとされており、以後、室町時代まで貴族が飲用し、戦国武将にも飲まれ、江戸時代には屋台の「麦湯売り」が流行したこともあります。

育毛に重要な成分ミネラルが豊富

そんな歴史の長い「麦茶」ですが、育毛にとって重要な「ミネラル」が豊富に含まれており、単なる水分補給だけでなく育毛効果も期待することができます。

髪の毛を太く丈夫に育てるために必要不可欠な栄養素は、血液によって運ばれてくるのですが、血圧が高くなってしまったり、血液がドロドロになってしまうと血流が悪くなり、十分な栄養素が頭皮に届かなくなってしまいます。

そこで育毛を成功させるためには、体内に水分をしっかりと補給しなければいけないのですが、単なる水を飲んで水分を補給するよりも、ミネラルが豊富に含まれている「麦茶」を飲んで水分を補給することで、水分を補給するだけでなく、育毛にとって重要なミネラルも一緒に摂取することができます。

「ミネラル」は、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つとして数えらている成分で、亜鉛、ヨウ素、鉄分、銅などの育毛にとって必要な栄養素もミネラルの一種となっており、頭皮の細胞の代謝を活性化させてくれるので、育毛にとって重要な成分の一つとなっています。

また、麦茶には「カフェイン」が含まれていないので、身体への負担が少なく、「利尿作用」もないので外出先でも気軽に飲むことができます。

ハトムギ茶は漢方の「ヨクイニン」

麦茶とつくお茶で「ハトムギ茶」があります。これは基本麦茶とは違います。麦茶は大麦から作られているのに対し、ハトムギ茶は「ハトムギ」から作られています。漢方の世界で「ヨクイニン」という生薬があるのをご存じでしょうか。これはハトムギの殻をとったもので、呼び名は違いますが同じものです。

ハトムギは、たんぱく質、ビタミンB1、カルシウム、鉄分が多く含まれており、シミ、そばかす、アトピー、肌荒れなどの改善にも効果があると言われていて、利水効果も優れています。(利水効果とは、補給しすぎた水分は排出し、足りない水分は吸収して体内の水分を安定させてくれる働きのことです。)

さらに、むくみの解消や保湿にも高い効果を発揮し、血流の改善にも一役買ってくれるので、薄毛、抜け毛の改善にも高い効果を期待することが出来るのです。

どくだみ茶

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「どくだみ」は、生薬名として「十薬(じゅうやく)」という名前が付けられており、昔から優れた薬草として知られていて、10種類以上の薬効(効能)があるとされています。そんな、多くの効能があるとされている「どくだみ」をお茶にしたものが「どくだみ茶」で、「どくだみ茶」の効能には以下の様なものがあると言われています。

どくだみ茶の効能

  • デトックス効果
  • 毛細血管の強化
  • 動脈硬化の予防
  • 高血圧の予防、改善
  • 肌荒れの改善
  • 糖尿病の予防
  • アトピー性皮膚炎の緩和
  • むくみや肩こりの改善
  • ニキビや吹き出物の改善
  • 冷え性の改善
  • 蓄膿症予防
  • 便秘の改善
  • むくみの解消
  • 疲労回復

血流改善や抗酸化作用で頭皮環境改善

これだけ様々な効能がある「どくだみ」ですが、育毛にも効果があるとされています。

髪の毛にとって必要不可欠な栄養素は、血液によって頭皮に運ばれてくるのですが、薄毛や抜け毛の悩みを抱えている人は頭皮に血液が届きにくくなっていることが多く、肌の代謝が悪くなって、頭皮が硬くなってしまっています。「どくだみ茶」を飲むと、どくだみに含まれている「クエルシトリン」や「イソクエルシトリン」の作用によって毛細血管が強化され、血流が良くなることによって、髪の毛に必要な栄養素が届きやすくなります。

さらに、どくだみには体内の老廃物や毒素を排出する「デトックス効果」もありますので、血液が浄化され、サラサラになることによって、血行が促進され、身体の代謝が良くなり、育毛にも繋がってきます。

また、体内の余分な糖はタンパク質と結びつくことによって、糖化という細胞の変性や劣化を促す生体反応を引き起こしてしまい、老化の原因となってしまうのですが、どくだみには急激な血糖値の上昇を抑え糖尿病を予防する効果もあり、頭皮が老化するのを防ぐこともできます。

それに加え「どくだみ茶」には抗糖化作用の他に、抗炎症作用や、フラボノイドによる抗酸化作用もあるので、頭皮が荒れてしまっているかたなどは「どくだみ茶」を飲むことによって頭皮環境を改善することができます。

ルイボスティー

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「ルイボスティー」は、南アフリカのセダルバーヅ地方でしか栽培することができない豆科に属する針葉樹の葉を乾燥させた茶葉で作ったお茶で、老化の原因だと言われている「活性酸素」を除去することの出来る「酵素」が多く含まれています。

ルイボスティーの効能

  • 美肌効果
  • 老化の防止
  • 生殖器機能の正常化
  • ダイエット効果
  • アレルギーの減少
  • 加齢臭の低下
  • アトピー性皮膚炎の改善
  • 二日酔いの軽減
  • ストレスの軽減

老化の原因「活性酸素」を分解

老化の原因となる「活性酸素」は、タバコ、飲酒、ストレスなどで増えますが、「活性酸素」を分解する体内の「SOD酵素」は加齢とともに減少していきます。

頭皮も髪の毛を生成する毛母細胞も「活性酸素」が増えすぎると傷つけられてしまい、増えすぎた「活性酸素」を分解しきれないと、老化だけでなく薄毛、抜け毛にも繋がるのですが、「ルイボスティー」には「活性酸素」を分解してくれる「酵素」が多く含まれているので、体内の「SOD酵素」も増やして育ててくれます。

ルイボスティーには多くのミネラルがバランスよく含まれてもいるので、増えすぎた「活性酸素」によって傷つけられ、弱ってしまった毛母細胞を活性化させ育毛効果を与えてくれます。

血液サラサラ効果も

さらに、「ルイボスティー」には「アスパラシン」「ルチン」「ケルセチン」「オリエンチン」「ジヒドロイソオリエンチン」「ジヒドロオリエンチン」などのフラボノイドが含まれており、血管壁や毛細血管を強くしてくれる働きがある他に、肝臓の脂肪を燃焼、排出してくれ、脂肪吸収を抑えて血液をサラサラにしてくれる効果もあります。

また、「ルイボスティー」に含まれている「モノアミンオキシターゼ」という成分には、精神安定を促す効果があるため、ストレスを減少させ血流の改善を期待することもできます。

しかし、「ルイボスティー」の効能には即効性がなく、時間をかけて効果が現れてくるので、1日にコップ2杯を目安として継続的に飲み続けることで効果を得ることができます。3ヶ月から6ヶ月飲み続けて効果が現れたというケースもありますので、すぐに効果が現れないからといって諦めずに、長期的に飲み続けるようにしましょう。

「ルイボスティー」には、カフェインが含まれておらず、利尿作用がないので、外出先や就寝前でも気軽に飲むことができます。

まとめ

  • 育毛には毎日飲むお茶を見直すことも大切
  • お茶それぞれに特徴があるので、自分に合ったお茶を選らぼう

お茶もいいけれど、もう少し期待するならサプリもおすすめ

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