育毛メソセラピーって何?治療方法や効果、副作用について

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昔は薄毛になってしまうと殆どの場合、改善することが出来ませんでした。現在では薄毛治療の研究も進んできており、薄毛に悩まされても絶望することなく、治療を続けることで改善することが出来るようになってきています。代表的な治療方法では「育毛剤」を使ったものや、「AGA(男性型脱毛症)」の方であれば「ミノキシジル」や「フィナステリド」などを用いた投薬治療があります。症状が大幅に進行してしまっている場合には「自毛植毛」などもあります。

しかし、「ミノキシジル」や「フィナステリド」などの投薬治療は、治療薬の作用が身体全身に働いてしまうので、「AGA(男性型脱毛症)」と関係のないところまで薬の作用が及んでしまう場合がありますし、「自毛植毛」ではメスを利用して行われる治療ですので恐怖や不安があると思います。そこで、最近注目されているのが「育毛メソセラピー」という治療方法です。

「育毛メソセラピー」とは

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「育毛メソセラピー」は、レーザーや注射器などを使い、頭皮に直接「ミノキシジル」や「フィナステリド」などのAGA(男性型脱毛症)治療薬や、ビタミンなどの育毛効果の期待できる成分を注入する治療方法です。

一般的な「育毛メソセラピー」の治療手順は、レーザーを照射して頭皮の血流を促進し、その後に注射器などを使って直接頭皮に育毛成分を注入します。

優れているポイント

身体への負担が少ない

「育毛メソセラピー」の優れているポイントとしては、投薬治療と違い頭皮にピンポイントで育毛成分を行き渡らせることが出来る点や、自毛植毛などのように治療にメスを使わないので不安が少なく、皮膚を切り取ったりする必要などもないので身体への負担が少ない点が挙げられます。

ヘアサイクルの改善

また髪が成長期、退行期、休止期を繰り返すヘアサイクルが、脱毛後は休止期が長くなっていますが、「育毛メソセラピー」は休止期を短くし、成長期を長くするという目的もあります。

男性のAGAだけでなく、女性の薄毛にも

さらに、「育毛メソセラピー」は「AGA(男性型脱毛症)」だけではなく、女性の「びまん性脱毛症」や「円形脱毛症」にも高い効果があるとして期待されています。「AGAルネッサンスクリニック」が公開した「投薬治療」と「育毛メソセラピー」の発毛率を比較したグラフによると、明らかに「育毛メソセラピー」の方が高い効果を得ることが出来る事が明らかになっており、特に治療開始から3ヶ月はその差が顕著に現れています。

「ミノキシジル」「フィナステリド」について

「AGA(男性型脱毛症)」の治療といえば、ほとんどの方が「ミノキシジル」や「フィナステリド」を含む育毛剤を用いた治療を想像すると思います。なぜかというと、「ミノキシジル」が主成分の頭皮に塗布する発毛剤や「フィナステリド」が主成分の服用タイプのお薬は広く認知されていますが、その他についてはあまり知られていないのです。ですが、そんな「ミノキシジル」や「フィナステリド」を用いた治療にも大きなデメリットがあります。

そもそもハゲの治療薬ではなかった!

「AGA(男性型脱毛症)」の治療薬として注目されている「ミノキシジル」や「フィナステリド」には大きな副作用があります。そもそも、「ミノキシジル」や「フィナステリド」は「AGA(男性型脱毛症)」の治療薬として開発されたものではないので副作用があって当たり前なのです。

「ミノキシジル」は元々、高血圧の方の為の「血圧降下剤」として開発されました。「ミノキシジル」は、血圧を下げるために血管を拡張させ、血流を良くする働きがあるので、開発の過程で発毛効果が発見されたため、「AGA(男性型脱毛症)」の治療薬として用いられるようになったのです。

「フィナステリド」は「プロペシア」という薬の主成分なのですが、「プロペシア」も「ミノキシジル」と同じく、最初から「AGA(男性型脱毛症)」の治療薬として開発されたわけではありません。「プロペシア」は、前立腺肥大症に対する薬として開発が進められている過程で、被験者に発毛効果があったことから「AGA(男性型脱毛症)」の治療薬として用いられるようになりました。

「ミノキシジル」「プロペシア(フィナステリド)」の代表的な副作用としては以下の様な症状が挙げられます。

ミノキシジルの代表的な副作用

  • 低血圧
  • 多毛症
  • 肌荒れ・ニキビ
  • 性欲減退・性的不能
  • 局所発熱
  • 奇形児

プロペシア(フィナステリド)の代表的な副作用

  • 精力低下
  • 肝機能障害
  • 不妊
  • 女性化
  • ガン
  • うつ
  • 肥満

このように、一般的に認知されている「ミノキシジル」や「フィナステリド」を用いた治療には副作用が付きまといます。

また、日本では頭皮に塗布する育毛剤タイプの「ミノキシジル」しか販売されていませんが、海外では通称「ミノタブ」と呼ばれる、飲むタイプの「ミノキシジル(ミノキシジルタブレット)」も販売されています。日本でも個人輸入代行などを使って手に入れている方がいるようですが、実は「ミノタブ(ミノキシジルタブレット)」を育毛目的で許可している国は存在しないということを覚えておいてください。「ミノタブ(ミノキシジルタブレット)」は、「ミノキシジル」の本来の目的「血圧降下剤」として販売されており、それを育毛目的で勝手に使っているだけなので高いリスクがあり、服用には非常に危険が付きまといます。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)の代表的な副作用

  • 眠気
  • むくみ
  • 体重増加
  • 動悸
  • 倦怠感
  • めまい
  • 不整脈
  • 多毛症

さらに、「ミノタブ(ミノキシジルタブレット)」の服用には制約が多く、他の血圧を下げる薬を服用している場合、低血圧の場合、アルコールを摂取している場合などに服用してしまうと重篤な副作用が引き起こされる可能性があります。

また、早く髪の毛を生やしたいからといって、用法・用量を守らずに一度に多く服用すると副作用が引き起こされる可能性も高くなり、下手をすると命の危険にさらされてしまうこともあります。

「育毛メソセラピー」でも育毛成分を使用するので副作用の心配が全く無いわけではありませんが、「ミノキシジル」や「プロペシア(フィナステリド)」を内服する場合と比べると副作用が現れる確率ををグッと抑えることが出来ます。「ミノキシジル」や「プロペシア(フィナステリド)」を内服した場合は、血液内を薬が循環し身体全体に薬が行き渡ってしまうので副作用が現れる確率が高くなってしまいます。ですが、「育毛メソセラピー」の場合は、頭皮に直接育毛成分を注入するので、頭皮以外への影響が少なく、薬を内服する場合と比べて副作用が現れる確率が低くなるのです。

育毛メソセラピーは角質層バリア機能を無視

人間の皮膚には「角質層」という層があり、これが外部からの細菌の侵入や、紫外線のダメージを防ぐバリアの役割をしています。この「角質層」のバリアが存在することによって、「ミノキシジル」や「フィナステリド」などを含んだ育毛剤を頭皮に塗布しても、育毛成分が毛根まで届きにくくなってしまっています。また、この「角質層」のバリア機能には個人差があり、バリア機能が高い人は、育毛剤を塗布しても普通の人よりも育毛成分が毛根に届きにくく、育毛効果を得ることが出来ない場合もあります。

しかし、「育毛メソセラピー」の場合は、直接頭皮に育毛成分を注入するので、「角質層」のバリアを無視することができ、薬を内服する場合と比べて効率よく毛根に育毛成分を浸透させることが出来ます。注射器で注入と聞くと、かなり痛そうなイメージがあるかと思いますが、「育毛メソセラピー」はそれほど痛みを伴う治療ではありません。太い針を使うわけではないので、痛みがあってもチクチクする程度で、殆どの場合は痛みを感じることがありません。頭皮が赤みがかったり、少量の出血がある場合もありますが、担当の医師に相談すれば大丈夫です。

「育毛メソセラピー」のデメリット

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ここまで、「育毛メソセラピー」のメリットを説明してきましたが、「育毛メソセラピー」にもデメリットがあります。

他の治療との併用が必要

「育毛メソセラピー」は、これまで説明してきた通り直接頭皮に薬剤を注入し、髪の毛が生える環境を整える目的で行います。「AGA(男性型脱毛症)」は、「5αリダクターゼ」と「テストステロン」が結びついて作られる男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が原因ですので、「育毛メソセラピー」で頭皮環境を整え、髪の毛が生えてきたとしても「DHT(ジヒドロテストステロン)」がある限り脱毛は続いてしまいます。ですので、「育毛メソセラピー」を受けたとしても「DHT(ジヒドロテストステロン)」の元になる「5αリダクターゼ」の働きを抑制する治療は受けなければならないのです。

治療費が高い

「AGA(男性型脱毛症)」の治療は保険適用外の自由診療なので、治療費はAGAクリニックによって様々ですが、平均すると1回辺りの治療費に8万円~10万円程度かかってしまいます。また、「育毛メソセラピー」は1回受けただけでは効果が薄いので、3回、6回、12回とセットで受ける必要があります。この治療費を高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですが、「育毛メソセラピー」は副作用が少なく、高い育毛効果を期待することの出来る非常に優れた「AGA(男性型脱毛症)」や女性の「びまん性脱毛症」の治療方法ですので、「AGA(男性型脱毛症)」や「びまん性脱毛症」などで悩んでおり、治療費に納得できる方にはオススメの治療方法ではないでしょうか。

まとめ

「育毛メソセラピー」は副作用が少なくて高い効果を期待できる治療法ですが、クリニックに通う時間が必要ですし治療費もかかります。副作用がなく、費用も比較的安くでと考えるなら、髪をサポートするサプリメントを試してみるのもオススメです。


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