以前「髪にいい食べ物を使ったレシピ 6選」を紹介しましたが、今回は誰でも簡単に作ることができ、いつもの食事に一品追加、晩酌のおつまみにピッタリな「育毛おつまみ」を紹介したいと思います。
また、番外編としておつまみではないけれど簡単に作ることが出来る育毛レシピも2つ紹介したいと思います。
そもそも、お酒を飲むことは育毛にとって良いことではないのですが、たまには晩酌をして息抜きをしないとストレスが溜まってしまい、薄毛や抜け毛の原因となってしまう可能性もあります。
そこで、せめておつまみだけでも育毛効果のあるものを食べて、晩酌を育毛に繋げましょう。
1.クリームチーズ餃子
クリームチーズには「ビタミンA」が含まれているので、頭皮環境を整えてくれます。
一人分の材料
- 餃子の皮:食べる分だけ
- クリームチーズ:お好みで
- ブラックペッパー:お好みで
- 水:少量
- サラダ油:大さじ2
作り方
- 餃子の皮にクリームチーズを適量入れていきます。
- その上にブラックペッパーをお好みで振りかけて包みます。
- 油を引いたフライパンで揚げ焼きにして、焼色が付いたら完成です。
ポイントとしては、ブラックペッパーは少し多めの方が味のバランスが良いです。また、餃子の皮で包むときは、皮の内側のふちに水を塗るとくっつくのでキレイに包むことが出来ます。
2.わかめ、白菜、トマトの和風サラダ
わかめにはミネラル、食物繊維、タンパク質などが豊富に含まれているので育毛効果を期待することが出来ます。
一人分の材料
- 乾燥わかめ:大さじ2
- 白菜:80g
- トマト:小2個(100g)
- 鰹節:2g
- お好みのドレッシング:適量
作り方
- 白菜は1cm幅に切って、塩を少々振っておきます。
- わかめは水で戻しておき、トマトはくし型に切ります。
- サッと水洗いした白菜と、水分をぎゅっと絞ったわかめを鰹節と和えます。
- 白菜とわかめと鰹節を和えたものを盛りつけ、トマトを並べます。
- お好みでドレッシングを適量かけて完成です。
ドレッシングの種類はお好みのものでいいですが、わかめは青じそドレッシングとの相性が良いのでオススメです。
3.ショウガを使った温奴
ショウガには血行促進作用があり、代謝を良くしてくれるので、頭皮が温まり育毛効果が期待できます。
一人分の材料
- 絹ごし豆腐:150g
- ショウガ:お好みで
- ねぎ:適量
- 鰹節:適量
- 白ゴマ:適量
- しょうゆ:大さじ1
- ごま油:大さじ2
作り方
- 絹ごし豆腐を耐熱容器に乗せレンジで温めます。(600Wで1分30秒)
- ショウガ、しょうゆ、ごま油を混ぜておきます。
- 温めた絹ごし豆腐にみじん切りにしたねぎ、鰹節、白ゴマを乗せます。
- その上に2で混ぜたものをかけて完成です。
ショウガはすりおろしたものが良いですが、チューブのショウガでも大丈夫です。
4.豆腐のチゲ鍋
豆腐とキムチは相性がよく、豆腐に含まれる「イソフラボン」とキムチに含まれる「カプサイシン」の相乗効果によって、毛根のインスリン様成長因子「IGF-I」が増えて育毛効果を期待することが出来ます。
一人分の材料
- 豆腐:半丁
- ねぎ:2分の1本
- キムチの素:大さじ2
- 酒:大さじ2
- 砂糖:大さじ2分の1
- しょうゆ:大さじ1
- コンソメ:固形1個
- 水:1カップ
- ごま油:適量
作り方
- 豆腐とねぎを食べやすい大きさに切ります。
- 水、キムチの素、酒、砂糖、しょうゆ、コンソメを鍋に入れ火にかけます。
- 沸騰してきたら豆腐を入れ、少し煮込みます。
- 豆腐に火が通ったらねぎを入れ、少し煮込みます。
- 仕上げにごま油を適量回し入れたら完成です。
キムチの素や調味料の準備が面倒な場合は「キムチ鍋の素」などでも代用することが出来ます。また、豚肉やキムチなどを入れるとより豪華になり、おいしく食べることが出来ます。夏場になると冷たいものばかり食べてしまいがちですが、冷たい食べ物は胃の知覚神経を鈍感にしてしまい育毛に良くないので、たまには温かいものを食べるようにしましょう。
5.ひじきとオクラの和え物
「ひじき」には鉄分が豊富に含まれており、毛髪の成長促進や疲労回復に効果的です。さらに、「オクラ」などの粘り気のある食材は「たんぱく質」と一緒に調理すると、髪の毛にツヤとハリを出す効果があると言われています。
一人分の材料
- 乾燥ひじき:1~2g
- オクラ:1~2本
- マヨネーズ:お好みで
- からし:お好みで
- しょうゆ:お好みで
- 塩:少々
作り方
- 乾燥ひじきを水で戻し、水気をしっかりと切っておきます。
- オクラに塩を少々まぶし、手で1本ずつ揉み込み、熱湯で色が良くなるまでサッと茹でます。
- 茹でたオクラをザルに上げ、少し冷めたら小口切りにします。
- ひじきとオクラを器に入れ、マヨネーズ、からし、しょうゆを入れて和えます。
- 粘り気が出るまで混ぜ、お好みの味に整えたら完成です。
調理のポイントとしては、粘り気が出るまでしっかりと混ぜることと、オクラを茹で過ぎないことです。また、ひじきは乾燥のものでも、生のものでも大丈夫です。
6.小松菜と春菊のカシューナッツ和え
小松菜や春菊には「ビタミン」や「ミネラル」が豊富に含まれており、カシューナッツには「ビタミンE」が豊富に含まれているので、血行が促進され育毛にとっていい効果をもたらしてくれます。
材料
- 小松菜:2分の1束
- 春菊:2分の1束
- カシューナッツ:20g
- 砂糖:小さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- だし汁:大さじ2分の1
- ごま油:小さじ1
作り方
- 小松菜と春菊を水で洗い、4センチ幅に切ります。
- 切った小松菜と春菊をサッと塩茹でし、冷蔵庫でよく冷やしておきます。
- カシューナッツをビニール袋に入れ、適度な大きさになるまで麺棒などで叩いて砕きます。
- ボウルに砂糖、しょうゆ、だし汁、ごま油、水気を切った小松菜と春菊、カシューナッツを入れてしっかりと混ぜ合わせます。
- お好みの器に盛り付けて完成です。
いつものおかずに追加の一品だけでなく、お酒にもよく合うのでおつまみにも最適な一品です。
【おまけ1】きな粉牛乳
牛乳には髪の毛の素となる「タンパク質」が含まれており、きな粉には良質な「植物性タンパク質」が含まれています。また、「リノール酸」や「ビタミンE」が含まれていることによって血行が促進され、「ビタミンB郡」が含まれていることによって毛穴をキレイに保ってくれます。さらに、「レシチン」が含まれているので、血行が促進されるだけではなく細胞膜を作る材料にもなります。
材料
- 牛乳:200ml
- きな粉:大さじ1~2
作り方
- 牛乳にきな粉を入れて混ぜるだけで完成
甘いほうが好みという場合は、ハチミツや黒砂糖を混ぜると自然な甘さで飲みやすくなります。飲むタイミングは朝と夜に1杯ずつで、朝飲むのは昼のストレスから髪の毛を守るため、夜飲むのは髪の毛が成長する夜間のための栄養補給が目的です。また、冬場などはレンジで温めることによって、より血行が促されやすくなります。
【おまけ2】ゼラチン入りコーヒー
ゼラチンはコラーゲンを精製し乾燥させたもので、コラーゲンは髪の毛だけでなく、骨、皮膚、内臓、血管などの細胞の形成に必要な成分です。
材料
- コーヒー:1杯
- 粉ゼラチン:5g
作り方
- 粉ゼラチンを温かいコーヒーに入れて混ぜるだけ
飲む量は1日に1~2杯で、冷めると粉ゼラチンが溶けにくく、固まって飲みにくくなってしまうので、温かいうちに飲み切るようにした方がいいでしょう。なお、粉ゼラチンはスーパーのお菓子売り場などに売っています。
まとめ
ご紹介したレシピの中でお気に入りがあれば、それをあなたの「おつまみの一品」に加えていただけたらなと思います。