
インターネットで調べると、直接頭皮に付けると良い成分、飲んで効果が表れる成分、ハゲに効く成分が色々出てきます。そんなハゲに効く成分の中で「育毛サプリメントに入っている成分」に注目してみました。
始めに結論!ハゲに効く成分はこの6種類
・ミレットエキス (髪の栄養補給に最適)
・亜鉛 (髪の成長に必要)
・コラーゲン (髪を太くするのに必要)
・バナナの果皮 (AGAに最適)
・カボチャの種 (AGAに最適)
・キダチアロエ (頭皮の炎症に)
これらの成分は頭皮に塗るよりも口で摂取する方が体内に吸収されるので、断然サプリメントで摂取するのがオススメです。
ちなみに育毛成分として有名なノコギリヤシですが厚生労働省がその効果を否定し、当サイトでもあまりオススメしていません。
下記にて成分の詳しい説明を致しますのでお時間があればお読みください。
ミレットエキスと育毛
ミレットとは、キビから抽出したもので、独特の芳香をもつ褐色の液体です。
ヨーロッパでは過去に医薬品や育毛剤として使われたこともありますが、現在ではサプリメントと考えて構いません。昔のヨーロッパで育毛剤として使われる時は、そのまま飲んだり頭皮につけていたようです。
ヨーロッパでは育毛剤として使われていたミレットのエキス
かなり古い時代から存在していたようですが、現在の育毛剤に負けないくらい髪の毛の栄養が豊富に含まれています。
育毛剤としてはめずらしい飲んで発毛を促すもので、ミレットエキスにはたんぱく質、アミノ酸やビタミンBといった髪の毛の栄養となる成分を多く含んでいます。
育毛効果に大きく影響するのはミレットエキスに含まれるアミノ酸で、シスチンというものです。シスチンは髪の毛の成分であるケラチンの元となる栄養素で、体内に入るとケラチンへ変換されて髪の毛や爪を成長させます。
このほか、亜鉛、カルシウムといったミネラル類も含有していて、髪の毛を強くしながら髪の毛の成長を助けてくれます。
有用成分を組み合わせることでより高い効果
ミレットエキスには他の育毛剤にはない特徴があり、ある特定の成分と組み合わせると育毛効果が増します。今わかっているものはビール酵母、亜鉛、ビオチン、コラーゲンの4つで、これらと組み合わせると育毛効果が増大します。
ミレットエキス自体は天然成分なので特に危険性はなく、個人差はありますが、飲むと2週間ほどで髪の毛の太さが変わってきます。
基本的には副作用などの心配もありませんが、原料が穀物なので穀物アレルギーがある人には向きません。アレルギーがある方は、試す前に医師へ相談した方が良いでしょう。
ホントは怖い亜鉛不足
人間は生きていく上でさまざまな栄養素が必要ですが、そのなかの1つが亜鉛というミネラルの1種です。
亜鉛は金属の1つで、工業分野でもよく使われるポピュラーな金属ですが、人の体にもミネラルとして必要な成分です。人の場合は体のなかに約2グラム程度の亜鉛が存在します。
亜鉛の効能
亜鉛は細胞の生まれ変わりや免疫機能を活性化させる働きがあり、これが不足すると細胞が新しく作られなくなるために生まれてから役目を終えるまでの期間が短い細胞が集まる臓器や器官で部分で障害が起きます。わかりやすいのは肌や舌で、亜鉛不足に陥ると肌荒れや味覚障害がおきてしまいます。
この亜鉛、最近の研究により男性型脱毛症の原因となる男性ホルモンの働きを阻害することがわかってきました。亜鉛は毎日必要量を摂取すれば、ハゲ予防に役立つ栄養素です。
さらに亜鉛の効果を高める
亜鉛は単体でもハゲ予防に役立ちますが、ほかの栄養素と組み合わせるとさらに効果が高くなります。男性型脱毛症の治療薬であるプロペシアや、育毛剤に使われる医薬品ミノキシジルとの併用や、ハゲ予防の代表格ノコギリヤシとの相性が良いようです。
キビ類のエキスであるミレットエキスとの相性もよく、ミレットエキスを主体とする飲むタイプの育毛剤のほとんどに配合されています。亜鉛はサプリメントとしての販売され、価格も安く入手も簡単なのでとりあえずハゲと戦いたい!という人は亜鉛サプリから入ってみてはいかがでしょう。
亜鉛と髪の毛の切っても切れない関係
亜鉛は自然界に存在する金属の1つで、学校で習う金属でもあります。元素記号はZn、原子番号30番、典型金属元素と言われるものの1つです。
生き物の体内には、体重1キロあたり0.03グラムほどの亜鉛が存在します。酵素を維持するために必須で、生命活動には欠かせない微量元素の1つです。亜鉛がなければ地球上の生物は存在しなかったかもしれないといえるほど重要な役割をもっています。マンガン電池などの原料として使われますが、人間を含む生き物の体内にも存在するためサプリメントにも使用されている利用価値が幅広い金属です。
生物における亜鉛の主な役割は酵素の維持ですが、DNAやRNAを切り離し細胞を分裂させる引き金にもなっています。動物性の食物にはほぼ含まれているので通常は不足することはありませんが、尿や汗で排出されるので偏った食生活をすると不足することもあります。もし不足してしまうと味覚異常や貧血、脱毛、皮膚異常、勃起不全などの症状が起こります。
人間が1日に必要な量は男性8mg、女性6mg、推奨量は男女ともに1日の必要量に+1mgとされ、上限は30mgです。約2グラム以上をいっきに摂取すると中毒症状を起こす可能性があるので、大量に摂っても意味はありません。
育毛に関しては亜鉛の細胞分裂を促す役目がかかわりますが、育毛に役立てるのなら1日の必要量ではなく推奨量を摂取するほうが望ましいです。また、髪の毛を育てるには健康な体が必須なので不足は避けるべきです。
特に珍しい金属ではないため、サプリメントのなかでもかなり安価です。亜鉛そのものの育毛効果はあまり高くないのですが、ミレットエキスなどと組み合わせることで育毛効果が高くなります。育毛の補助として役立てるには安く使えるミネラルです。
コラーゲンが育毛を助ける本当の理由
コラーゲンは主に靭帯や骨、軟骨、皮膚を作っているタンパク質の1種で、今や美容にはコラーゲンというほど一般的になった成分です。
現在一般的に使われていいるコラーゲンは主に牛、豚、魚から生成されています。昔から料理などに使われていたもので、ゼラチンがその代表的な例です。
コラーゲンと育毛の深い関係
「バイキング(2016年6月15日放送回/フジテレビ)」で特集された「夏の毛髪ケア」では髪に良い食べ物として「豚の角煮」が紹介されました。出演された専門家の馬渕知子先生(マブチメディカルクリニック院長)と井上哲夫先生(国際毛髪皮膚科学研究所所長)によると
髪はケラチンというタンパク質で出来ているので肉や魚などを食べながらバランスの良い食事を心がけましょう。豚の角煮、特に皮付きにはコラーゲンが含まれ、皮膚の生成に役立ちます。
との事です。コラーゲンと薄毛、ハゲの関係は一見なさそうに見えますが、皮膚や頭皮にとって重要な成分であり髪に間接的に関わっています。
コラーゲンはこれまでに30種以上が確認されていて、人間に一番多く存在するのはⅠ型コラーゲンというものです。Ⅰ型コラーゲンは主に骨や皮膚の一部である真皮に多く存在します。
Ⅰ型コラーゲンは繊維のような形状をしていて、不織布のように複雑に絡み合い皮膚に弾力を持たせる働きがあります。肌のハリはこのコラーゲンによって生み出され、コラーゲンが機能を失うと肌も弾力をうしないます。頭皮にもコラーゲンは大量に存在し、頭皮の弾力を髪の毛が生えやすい状態に保っていますが、頭皮のコラーゲンは髪の毛にとって生命線でもあります。
コラーゲンが不足すると
コラーゲンは頭皮の弾力を維持しているだけではなく、血管から毛根へ栄養を橋渡しする役目をもっているとともに、有用成分を運ぶ血管そのものも作っています。いくら髪の毛の栄養を体に取り入れても、コラーゲンが十分に頭皮に存在して機能していないと髪の毛へ栄養が届かず薄毛やハゲの原因になることがあります。
コラーゲンの不足は肌だけではなく髪の毛にも悪影響を及ぼします。育毛を考えるのなら、コラーゲンの補給も同時に行うほうが結果が出やすくなります。
バナナ果皮抽出エキスがAGAを抑制する
普段捨ててしまうバナナの皮には、健康に役立つ成分が含まれています。
バナナの皮に含まれる育毛の有用成分は普段食べる実の部分よりも皮に多く含まれます。バナナ果皮は男性特有の疾患である前立腺肥大に効果があることが知られていていました。
テストステロンの変質を防ぐバナナ果皮
前立腺肥大は男性ホルモンである「テストステロン」が不足することで起こるとされています。テストステロンは男性にとって重要なホルモンなので、足りなくなると尿道の周りを囲うように存在する前立腺がテストステロンを取り込みます。取り込まれたテストステロンは、5αリダクターゼによって代謝されてジヒドロテストステロンにかわり、前立腺内の細胞と結びついてTGF-β1というタンパク質を作ります。TGF-β1は前立腺の細胞を増やすので多くなると前立腺肥大が起きるのですが、バナナ果皮エキスの中の成分は5αリダクターゼの活性を抑えるため服用すると前立腺肥大を抑制します。
AGAにも有用なバナナ果皮エキス
前立腺肥大を起こす原因物質である5αリダクターゼ、ジヒドロテストステロン、TGF-β1は、男性型脱毛症(AGA)の原因物質でもあります。つまり、バナナ果皮エキスで5αリダクターゼの活動を抑られるのなら前立腺肥大だけではなく男性型脱毛症(AGA)も抑制できる可能性があるのです。
また、バナナ果皮エキス自体に育毛効果がある可能性も高く、体毛を剃ったマウスを使った実験ではバナナ果皮エキスを経口投与されたマウスの体毛が成長しやすくなる結果がでています。まだまだ研究段階ですが、バナナ果皮エキスが育毛やAGAに役立つ可能性は高く期待のもてる成分です。
カボチャ種子エキス
カボチャの種はバナナの果皮と同じで前立腺肥大症に効果があると言われています。カボチャの種に豊富に含まれているグリナンは男性型脱毛症(AGA)の原因である男性ホルモンDHT
(ジヒドロテストステロン)の分解を促進する働きがあります。バナナの皮は食べられませんが、カボチャの種は捨てずにフライパンで炒めて積極的に食べましょう。本当にもったいないです。ちなみに一日のカボチャの種の摂取量は10粒から15粒ほどです。
キダチアロエの有用性
昔から薄毛やハゲに効果があるとされていたキダチアロエの育毛効果が、薬品メーカーの実験により明らかになってきました。まだマウスでの実験という前置きがありますが、これまであまりはっきりとしなかったキダチアロエの効果が見えてきたと思って良さそうです。
キダチアロエの育毛実験
行われた実験は、体毛を人工的に休止期にして毛が生えない状態にしたマウスの体毛を剃り、そこにキダチアロエエキスを塗るというごくありふれた方法で行われました。
キダチアロエエキスを塗られたマウスは体毛が休止期にであるにもかかわらず、毛が生えてくる兆候があることが確認されました。そして、キダチアロエには髪の毛の成長に必要なⅠ型コラーゲンを多く作り出し、休止期に入っている体毛の毛周期を活性化させて毛の成長を促すことが実験で明らかになりました。
人間の細胞レベルでも実験が行われ、キダチアロエエキスを加えた人の細胞はⅠ型コラーゲンを生成すること、その生成量はキダチアロエエキスが濃いほど高くなることも確認されたようです。
これはまだ実験段階ですが、キダチアロエが薄毛やハゲに悩む人にとって有効な育毛素材として使える可能性が出てきました。
万能キダチアロエの有用性
この実験からはキダチアロエの成分が濃ければ濃いほどよい結果が出るということになっています。キダチアロエは繁殖力が高く、栽培も簡単なため育毛に使える素材としては安価なので、濃度の濃いものでもさほどコストがかかりません。それが育毛に効果ありとなれば、薄毛やハゲに悩む人にとってコストを抑えられる「効果が実証された」育毛方法として大いに役立てられることでしょう。
アロインについて
アロインはアロエ表皮に多く含まれており、胃の動きを活発にする、整腸作用などがあると言われています。腸の働きを活発化させる効能から便秘改善効果や健胃効果があるとされ、効果が強いことから日本においては薬事法により医薬品として登録されています。そのため、アロエベラを加工食品として販売するにはアロインが含まれている表皮部分をカットしなくてはいけません。整腸効果があるものの、過剰摂取すると子宮が圧迫されるので妊婦は摂取するときに注意が必要です。
アロインの作用
・健胃効果(内用)
・便秘解消(内用)
・二日酔い(内用)
アロインが含有されているアロエ
【アロエベラ】
アロエ科に属する多肉植物の一種です。日本では、あまりなじみはないアロエの一種かもしれませんが、世界的にはアロエと言う場合はアロエベラを指す事がほとんどです。食用(アロエヨーグルトなど)にも用いられることが多く、キダチアロエと比較すると肉厚であるのが特徴です。成長したアロエベラは長さが80cm、重さ2kg近くにも成長しますが、寒さに弱い為日本国内ではハウス栽培か、沖縄などの亜熱帯地域でのみ大きく成長することができます。
【キダチアロエ】
アロエ科に属する多肉植物の一種で日本においては一般家庭においても広く栽培されています。古来より「医者いらず」と呼ばれるように、民間療法として外用、内服されています。植物としての生命力は強く、比較的低温にも強い事から観葉植物としても利用されることが多い種類です。葉の大きさはアロエベラと比較して小さめです。古来より火傷の治療や便秘などの解消に外用・内用ともに利用されていますが苦味が強く、外用として使われることが多いです。
まとめ
- 育毛に効く成分は沢山あるので、自分の症状に効く成分が入ったサプリを選らぼう