白髪の位置で分かる体の不調と SOS のサイン

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白髪は、毛質、体質、遺伝など様々なものの影響を受けますが、ほとんどの人の場合は30代から生えてくると言われています。40代にもなると約80%以上の人に白髪が生えていると言われていて、多くの人の悩みの種となっています。それにしても白髪って、同じ箇所にまとめて生えてくると思いませんか。白髪を1本見つけたと思ったら、気が付くとその周りに白髪が増えていたなんてことありますよね。それもそのはず、白髪はただの老化現象の1つではなく、体の不調を知らせるサインでもあるのです。

白髪と内臓の関係

白髪は内臓の鏡だとも言われていて、漢方理論によると白髪は「腎臓」「肝臓」「胃」と繋がりがあるとされています。白髪の主な原因は「老化」だと言われていますが、同じ年齢なのに白髪の量には個人差があることから、白髪の原因は老化以外にもあると考えられています。

白髪の位置 関係する内臓 現れる不調
後頭部 腎臓 耳鳴り、膝・腰の冷え、尿トラブル、肌老化
側頭部 肝臓 眼精疲労、貧血、イライラ、うつ、生理トラブル、更年期障害
前頭部 胃もたれ、便秘、腹痛、むくみ、口臭、吹き出物

腎臓と白髪の関係

腎臓は生命力を司る内臓だと言われていて、東洋医学では「髪は腎の華(花=外観)」という定説もあるぐらいです。また、生命力をつかさどる腎臓は、精というエネルギーを貯蔵するところであるとも言われています。この精というエネルギーが不足してしまうと腎の機能が低下し、白髪が増えやすくなるとされています。

肝臓と白髪の関係

肝臓の主な役割は、血液を貯蔵し、その血液を内臓をはじめ全身に届けることにあります。この肝臓によって届けられる血液によって、肌や髪の毛を含む全身に栄養が送り届けられます。漢方では「髪の毛は血の余り」とも言われていて、血液が豊富にあれば髪の毛にまで十分な栄養が行き届くとされています。ですので、肝臓の病気などによって血液が減少してしまうと、白髪や抜け毛などのトラブルを引き起こしてしまいます。

胃と白髪の関係

胃は食事によって摂取した食べ物や飲み物を栄養やエネルギーに変換する役割があります。胃によって変換されたエネルギーは、その後、血液となり肝臓の働きによって全身に栄養を送り届けます。なので、胃が不調に陥ると、食べ物や飲み物を変換できなくなり、髪の毛を含め全身に必要な栄養が不足してしまい白髪の原因となってしまうのです。

白髪の箇所別の原因

白髪って髪の毛以外にも現れますよね。特に耳や眉毛に白髪が生えてきてショックを受けたなんていう人も多いのではないでしょうか。しかし、その白髪も身体の不調のサインかも知れません。

a.頭頂部(右)

「頭頂部(右)」にまとまって生えてくる白髪は、むくみ、腎臓の不調、病気が原因の可能性があります。また、食生活の乱れ、ストレスが原因の可能性も考えられます。

b.頭頂部(左)

「頭頂部(左)」にまとまって生えてくる白髪は、肝臓の不調、病気が原因の可能性があります。また、食生活の乱れ、ストレスが原因の可能性も考えられます。

c.前頭部

「前頭部」にまとまって生えてくる白髪は、便秘、痔、肛門の不調、病気が原因の可能性があります。また、食生活の乱れ、ストレスが原因の可能性も考えられます。

d.後頭部

「後頭部」にまとまって生えてくる白髪は、生理不順、不妊、性欲の減退、生殖器の問題が原因の可能性があります。また、食生活の乱れ、ストレスが原因の可能性も考えられます。

e.髪の毛の分け目

「髪の毛の分け目」にまとまって生えてくる白髪は、消化不良、胃腸の不調、病気が原因の可能性があります。また、髪の毛の分け目などは、髪の毛の中でも特に紫外線を浴びやすい箇所なので、紫外線が原因の可能性も考えられます。

f.つむじ

「つむじ」にまとまって生えてくる白髪は、心臓、肺の不調、病気が原因の可能性があります。

g.額・こめかみ

「額」や「こめかみ」にまとまって生えてくる白髪は、眼精疲労が原因の可能性があります。また、食生活の乱れ、ストレスが原因の可能性も考えられます。

h.耳の後ろ

「耳の後ろ」にまとまって生えてくる白髪は、聴覚障害が原因の可能性があります。また、食生活の乱れ、ストレスが原因の可能性も考えられます。

i.耳の周り

「耳の周り」にまとまって生えてくる白髪は、歯や歯茎のトラブルが原因の可能性があります。また、食生活の乱れ、ストレスが原因の可能性も考えられます。

j.眉毛

「眉毛」にまとまって生えてくる白髪は、眼精疲労、表情筋の疲れなどが原因の可能性があります。

k.ヒゲ

「ヒゲ」にまとまって生えてくる白髪は、毛細血管の機能低下が原因の可能性があります。ヒゲや髪の毛の栄養は血液によって運ばれてくるので、血行不良になると白髪が生えやすくなってしまいます。

l.アンダーヘア

「アンダーヘア」にまとまって生えてくる白髪は、冷え、血行不良が原因の可能性があります。普段からデスクワークをしている人は生えやすいと言われているので、あたたかい飲み物を積極的に飲むなどして対策を講じましょう。

上記を見ていただけるとわかると思いますが、白髪には日頃の食生活による栄養バランスが大きく関わってきます。髪の毛は人体の生命維持に必要のないものなので、どうしても栄養が後回しになってしまいます。そういった理由から、栄養不足は最初に髪の毛に現れてしまうと言っても過言ではありません。なので、ダイエットなどで食事制限をしてしまうと、確実に白髪は増えてしまいます。白髪が気になる方は、ダイエットの際も食事制限は出来るだけせずに、バランスよく食事を摂り運動で痩せるようにしましょう。せっかく痩せたのに白髪だらけになってしまっては元も子もないですよね。

白髪対策のための食生活

「そんなこと言われても何を食べればいいかわからない」とお悩みの方へ、白髪対策のために食べればいい食べ物をまとめてみました。これらの食べ物をバランスよく食べてるようにしましょう。

タンパク質

「タンパク質」は、髪の毛にとって非常に重要な栄養素で、不足してしまうと白髪や薄毛の原因となってしまいます。「タンパク質」は、大豆類、肉類、魚類、卵などに豊富に含まれているので、意識して積極的に摂取するようにしましょう。

亜鉛

食事で摂取した「タンパク質」を効率よく使うためには「亜鉛」が必要不可欠になってきます。「亜鉛」は、エビ、イカ、タコ、牡蠣、しじみ、納豆、黒ゴマなどに豊富に含まれています。

ビタミンA・C・E

「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」は、白髪対策に最も重要なビタミン3種類です。これらには血行促進作用があり、黒髪を作る上で欠かせない「メラノサイト」の働きを活発にすることが出来ます。「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」は、パセリ、ブロッコリー、アセロラ、大豆、アーモンド、ゴマなどに豊富に含まれています。

セレン

「セレン」は、別名「セレニウム」とも言い、白髪の原因となる過酸化水素を分解する「グルタチオンペルオキシダーゼ」という酵素を構成している主な構成要素です。「セレン」は、あん肝、卵、きな粉、鰹節などに多く含まれていますので、積極的に摂取しましょう。

まとめ

これらは、髪の毛を生成するのに必要不可欠な栄養素です。髪の毛を生成するのに必要な栄養素を積極的に摂取していると、丈夫な黒髪が生えてきて、結果的に白髪を防止することが出来ます。ただし、何事もバランスというものが大事で、今回紹介した食べ物は特に重要な食べ物であって、こればかりを食べていれば大丈夫だというわけではありません。食べ過ぎ、栄養不足に注意しながらバランスよく食事をするようにしましょう。

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